注文住宅と住宅ローン

土地費用込みの注文住宅を選ぶ際の注意点

土地費用込みの注文住宅は、建物の選択の前に、土地を選ぶ必要が生じます。
土地費用込みの注文住宅を選ぶ場合は、建物にとらわれずに、土地の注意深い選択が必要です。
土地を選ぶ場合の基準は、利便性と安全性です。注文住宅の敷地は郊外になりがちですが、少子高齢化社会においては、郊外の宅地の価値は高くはありません。
郊外の宅地を選ぶ場合は、人口が減少した場合でも宅地周辺の生活環境が維持されるかどうかを慎重に検討する必要があります。
宅地の安全性は、洪水に遭わない敷地であることを確認する必要があります。
自治体が作成するハザードマップにより、洪水の危険が指摘されている場合は注意が必要です。
戸外の宅地の場合は切土と盛土の別を知る必要があります。
切土を求めるのにこしたことはありませんが、切土と盛土の境界上に建物を建てるのは避ける必要があります。
土地費用込みの注文住宅では、土地の価格と建物の価格を別々に知る必要があります。合計額は変わらなくても、税金その他で影響が出る恐れがあります。

注文住宅の契約から入居までの流れ

マイホーム購入を希望している人の中でも、特に人気なのは注文住宅。
注文住宅では、自分たちの希望を家の設計に反映させることができるため、こだわりの家を実現できます。
注文住宅で家を建てる際には次のような流れで進みます。まずは、業者に建てたい家の概要を伝え、それに基づいて見積もりを出してもらいます。
その見積もり内容に満足がいけば、家の建築に関する契約を結びます。
契約後は、家の設計が始まりますが、その前に、業者からさまざまなヒアリングを受けます。
例えば、ご家族構成や生活スタイル、家に対する希望やこだわりなど。このヒアリングした内容に沿って家の設計が進められますので、自分たちの理想の家を実現するために、必要なことはすべて伝えておきましょう。
設計が完了すると、次に家の建築が始まります。工事の進捗を確認するため、建築途中で中を見せてもらえることが多いです。
家ができあがると最終チェック。この段階で気になった点はしっかりと伝え、直してもらうなど速やかに対応してもらいましょう。
問題点がすべてクリアになれば、家が引き渡され、入居可能となります。