注文住宅は間取りがポイントです

注文住宅は間取りがポイントです 良い注文住宅を建てるためのポイントは間取りです。
間取りの良し悪しにより、住宅は使い易くもなり、使い難くもなります。
良いプランとはそれぞれの家庭の生活に合ったもので、悪いプランとはよその住宅の真似をしたものです。
どの家庭にも通用する標準的なプランもありますが、どの家庭の要求とは少しずつずれているものです。
注文住宅を建てる場合は家庭の生活を見直すことが必要です。
今のプランで足りないものや引き続き採用したいプランをまとめておき、設計のときに要求すべきです。
何の注文も出さずに、設計者が理想のものをつくってくれると思ったら、大きな間違いです。
設計者はあなたの家庭の生活までは知っていません。
具合的な生活を知らずに、良いプランはできません。
注文住宅において、住みやすい間取りができるかどうかは、発注者の依頼の仕方にかかっています。
家族の日常的な生活を包み隠さず洗い出せるかどうかが、成功するかどうかの分かれ目です。

注文住宅の建て方のトレンド

注文住宅の建て方のトレンド 建売住宅と違い、自分のライフスタイルに応じて部屋の間取りや外観などを決められる注文住宅。
敷地の形状・面積に応じて施主が過ごしやすい間取りを実現するという実用的な側面だけでなく、近年では施主の趣味やライフスタイルを家づくりに生かすのがトレンドになっています。
例えばクルマやオートバイが趣味の方だと、建物とガレージを一体化したインガレージを作るケースが考えられます。
中には、ガレージと隣接する住居スペースからガレージ内を見えるようにして自慢の愛車をインテリアとして見せるなどの工夫をされる方もいらっしゃいます。
趣味のためのスペースを確保するには家族の理解も必要ですが、インガレージには住居スペースから雨の日にも濡れることなく車にアクセスできるという実用的なメリットもあります。
使い勝手と趣味へのこだわりを両立させるのも、注文住宅造りの醍醐味です。
このように家族一人ひとりの要望を設計士に伝えながら、家族全員参加で理想の家を作ることができるのは、注文住宅の最大のメリットと言えるでしょう。